眼科の手術看護
眼科で行われる手術5件について、体位・麻酔・必要器械・器械出しのポイント・外回りのポイント・要注意ポイント・緊急時の対応を、 医師向けの手技解説ではなく看護師の視点だけでまとめています。
前眼部3術式
- 白内障手術(超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入)PEA + IOL濁った水晶体を超音波で砕いて吸い出し、眼内レンズ(IOL)を挿入する手術。所要時間は10〜20分程度と短く、1日に何件も連続で行われる。局所麻酔で患者は覚醒しており、器械の受け渡しの静かさと、レンズの取り違え防止が最重要。
- 線維柱帯切除術(緑内障手術)トラベクレクトミー薬で下がらない緑内障に対して、眼の中の水(房水)を外へ逃がす新しい通り道を作り、眼圧を下げる手術。所要時間は40分〜1時間程度。術後の眼圧管理と濾過胞(水が溜まる袋)の管理が長期にわたって重要になる。
- 翼状片手術翼状片白目の組織が黒目に三角形に伸びてくる翼状片に対して、増殖した組織を切除し、再発予防のために自分の結膜を移植する手術。所要時間は30分〜1時間程度。局所麻酔で行い、再発率が高いため丁寧な操作が求められる。